成仏模型 ~junnishikawの模型日記

プラモデル趣味を再開した時の記録です。

タミヤからのプレッシャー

"模型には必ず塗装をしましょう"
タミヤの説明書に書かれたこの文言が
変に杓子定規だった子ども時代の心に
凄いプレッシャーとして重くのしかかったのが
昨日のように思い出されます。

この文言に縛られたせいで
部分塗装という発想は全く思い浮かばなかったのです。

この頃にMSV移行前の頃のガンプラ
(ゾゴックとかザンジバル等)の塗装指示
"本体の色は塗装しなくてもかまいません"
を知っていれば
もっと肩の力を抜いて塗装を楽しめたのになぁ、とか思います。

同じくタミヤ『ドイツ 88mm砲 Flak36/37』の説明書には
"実際の砲身には合わせ目がありません、
接着剤が乾いた後に、ナイフ等できれいに整形してください。"と。
合わせ目消しを説明書レベルで強要するスタイルは初めてで
動揺したのを覚えています。

説明書通りに作る快感

説明書に書かれた通りの塗料を指示された場所に塗り
シールorデカールを指定された場所に貼り完成させる。
子どもの頃はこれができなくてストレスを感じたものです。
パッケージ横の写真と同じものが欲しくて購入しているのに
それそのものが手に入らないジレンマ。

それが大人になるととりあえずは出来るようになる。
この感覚に慣れてしまって
できて当たり前と思わずに感謝できるようにありたい。