成仏模型 ~junnishikawの模型日記

プラモデル趣味を再開した時の記録です。

スターユニット ライトニングホーク

レーサーミニ四駆のブーム以降、
タミヤミニ四駆ユーザーをRCカーへとステップアップさせるべく
キッズ用のエントリーRCカーを定期的にリリースするようになりました。

今回手に入れたのはスターユニットシリーズのライトニングホーク。
完成品のエントリーモデルとしては
クイックドライブ、タムテックギアに続くシリーズです。
(クイックレーサーやルーキーラビットとか他にも色々ありました。)

個人的にはこれすごくいい。
クイックドライブのようなチャチさがなく
タムテックギアのような本気感からの息苦しさもなく
ほんとちょうどいいバランスだと思います。

4独サスを実現しているのですが
これがすごくシンプルにまとめていて
ストラット式というのを初めて見たのですが
グラスホッパー等のスイングアーム式とほぼ同じ構成ながら
キャンバー角の大きな変化がなく
ダブルウィッシュボーン的な動きに驚きました。

このサイズなら部品構成をシンプルにする方が吉なので
ダンパーなしも非常に好感。

2.4Gプロポで車体にアンテナがなく隙間をくぐる走りができるのが楽しい。

もう少しだけでも車体サイズが小さかったらなと思いつつも
なんとこれRCメカが普通のRCカーに転用可能で
それならこれが最小サイズだ、と納得。
なのでこれで物足りなくなった時のステップアップも予算少な目で可能です。

ネットで一番叩かれていたのはその遅さ。
タミヤモデラーズコンテストに参加した時
スターユニットの体験会が併設されていて
横から見てる限り確かにこれは遅い…と思ったのですが
いざ自分が走らせるとこれが速い速い。
障害物を置いて8の字走行させると
全く思ったように走ってくれない。
それでも練習すると段々上手くなっていくのは素直に楽しい。

このスピードならアクセル全開にしてステアリングだけに集中できるので
エントリーモデルとして絶妙なスピード設定だと思います。

デフギヤ搭載でステアリングとスピードコントロール
無段階(いわゆるデジプロ)で
狭い室内でもゆっくり走らせて楽しめます。

送信機裏のファンクションスイッチでパワーモードにすれば
個人的には充分すぎるスピードになるので
とにかく直線をぶっとばしてスカっとする遊び方も問題ありませんでした。

これで単三電池駆動なんだからすごい。
一般的なRCカーの専用バッテリーと違って
充電管理や寿命による買い替え等の維持を気にせず
気軽に走れるのほんとにいい。
もちろん単三型の充電電池(タミヤ ネオチャンプ)を使ってもいいし
なんとRCカー専用バッテリー仕様に変更する事もできる。

パーツ変更などのチューンナップの楽しみや
競技への発展は方向性として違う印象だけど
個人的にはそれら要素がなくても問題なし。

私個人がRCカーに必要だと思う性能は全て備えています。
値段がもっと下がればこれ全然ありだと思う。
惜しむらくはQDやタムテックギア並みに
ボディデザインがあればよかったのですが。