成仏模型 ~junnishikawの模型日記

プラモデル趣味を再開した時の記録です。

タンク工作基本セットを動くように作れたことがない

タンク工作基本セットに初めて触れたのは
小学二年生の夏休み。母の実家で過ごしていた時でした。
やる事は虫取りと近くの文房具屋さんでプラモデルを買う事位で
そこで初めて見たタミヤの製品(白いキャラメル箱)の異質感を覚えています。

今まで作ったプラモデルは上下箱で
天面は活躍している商品のイラスト、
側面は他の商品紹介と完成品の写真、というデザインだったのに
これは全然違う、何なんだろう?と。

300円と言うので買って帰って作るも
完成こそすれど動くことはありませんでした。

母の実家から戻ってきて地元の模型店へ行くと
本当は700円との事で
すぐに買いなおしてリベンジは出来ませんでしたが
同じシリーズの他の商品がある事を知ると
段々とこの雰囲気が凄くかっこいい物に感じられてきます。
そうなるともう止まらなくなり
それらが楽しい工作シリーズという名だと知り
そのカタログを買ってずっと眺めていた記憶があります。

タンク工作基本セットは
覚えている限りで3回挑戦しましたが
全て動きませんでした。
思い当たるマズい要素は慎重に挑んだ事を覚えています。

練習として自動車工作基本セットに挑戦するも普通に動いた記憶や
タミヤ=手ごわい動力キット、という認識だったので
ミニ四駆のシボレー・ピックアップはあっけなく動いて
すごく物足りなかった記憶もあります。

結局リモコンギヤーボックスの箱裏に書かれているサンプルを目標に
リモコンボックス、トラック&ホイールを買って
近所の材木店で貰った板をベースに
タンク工作基本セットそっくりのリモコン戦車を完成させて
それで満足と割り切るしかなかった記憶があります。

子どもの頃の心残りだった
プラモデルコンテストで賞を取る、を達成し、成仏させた今、
次に成仏させたいのはこれを動く状態で完成させたい、なのです。

続きます。